ケンコー　可変式NDフィルター　バリアブルNDXフィルター　77mm

ギフト対応写真は絞り(背景をぼかす・ぼかさない）とシャッタースピード(動きを止める・ブラして動感表現を行う)の選択を意図的に行うことで、より幅広い表現が可能になります。

デジタルでは感度が任意に設定できるため、より絞り込む表現や、より速いシャッタースピードで動きを止めることが可能となっています。

一方で光量の多い場所で背景をぼかしたり、動きをブラすには、意図的に光量を減らすことが必要となります。

【バリアブルNDXフィルター】は、光量を思いのままに調整でき、絞りやシャッタースピードを思い通りにできる「夢のフィルター」です。

ND2.5〜ND1000相当(使用範囲はND450相当まで）の可変式NDフィルターです。

従来NDフィルターは撮影シーンに応じてND2、ND4、ND8等を使い分ける必要がありましたが、バリアブルNDXはフィルター前枠を回転させるだけで、自在に減光量を調整することができる画期的な撮影アイテムです。

晴天時の明るい場所で、絞りを開けて撮影すると白飛びしてしまう場合があります。

バリアブルNDXを装着すれば、カメラに入る光量を自在に調整できるため、絞りを開けて背景をぼかす撮影が可能となります。

特に動画撮影の場合は30fpsや60fpsといったコマ速に固定され激しく白飛びを起こしてしまうため、晴天時には必須のフィルターです。

F1.4やF1.2といった大口径レンズを晴天時に使用すると、シャッタースピードを1/8000秒にしても白飛びしてしまう場合があります。

そんなときバリアブルNDXで減光すれば、白飛びを防ぐことができます。

スローシャッターを切るために、絞りを絞り込むと解像度の低下を引き起こしてしまいます。

バリアブルNDXを使用すれば、レンズの解像度の高い絞り値のまま長時間露光撮影を行うことができます。

滝や渓流、海などの流れを滑らかに表現できます。

また、日中の街角で動いている人物の姿を流したり消すこともできます。

PLフィルターを2枚重ねてセットすると、減光効果を得ることができます。

しかしバリアブルNDXフィルターは同様の原理を応用しながら独自の設計により色調のズレを極力抑えています。

また、偏光膜を使用しながらもPLフィルターのような反射除去効果はなく、減光効果のみ得ることができます。