Item Number 29
花柳界の記憶 文春文庫 岩下尚史 文藝春秋ゲイシャロン イワシタ ヒサフミ 発行年月:2009年07月10日 予約締切日:2009年07月09日 ページ数:288p サイズ:文庫 ISBN:9784167753924 『芸者論ー神々に扮することを忘れた日本人』改題書 岩下尚史(イワシタヒサフミ) 1961年生れ。
國學院大學文学部卒業後、新橋演舞場株式会社入社。
劇場創設の母体である新橋花柳界主催「東をどり」の制作に携わる。
幕末から平成にいたる新橋花柳界の調査研究を進め、社史『新橋と演舞場の七十年』を編纂した後、97年に退社。
06年に上梓した『芸者論ー神々に扮することを忘れた日本人』にて、第20回和辻哲郎文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 都市の秘境と化した東京の花柳界/第1章 神々の振舞いを演じるという、記憶の系譜(古代〜中世)/第2章 神婚秘儀の再生装置としての吉原(近世)/第3章 町芸者の確立(幕末から明治へ)/第4章 帝都の花(明治)/第5章 菩薩を凌駕する迦陵頻伽/第6章 名妓と不見転の分化(大正〜昭和戦前)/第7章 フジヤマ・ゲイシャ(昭和二十年代)/第8章 東京の替り目ー昭和三十年代以降の花柳界/結び 宴の祭司と巫女 花柳界、芸者、三業地…文字としては馴染みがあっても、実態は殆ど知られていない世界。
長年新橋演舞場に身を置き、数々の名妓たちと親交のあった著者が、芸者の成り立ちから戦前、戦後の東京の花柳界全盛の時代までの歴史と変貌を細やかに描写。
処女作にして和辻哲郎文化賞を受賞した、画期的日本文化論。
本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 文庫 人文・思想・社会
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